しろくまブックス

本のこと。嵐のこと。すきなこと。

蜷川さんについて言葉が見つからないけど書いてみる

蜷川幸雄さん死去
出張から帰ってすぐに悲しいお知らせを聞く。

蜷川さんの生の舞台を観たいと願ってとうとう叶わなかった。

私なんかが表わす言葉は見つからないけど、舞台や映画の世界で独自の世界を作って、かつ若手の俳優を起用しその才能を見出して世に送り出した方でした。

私が観たことがあるのは舞台の映像や映画などごく僅か。一昨年のちょうど今頃に「私を離さないで」の舞台を観るチャンスがあったけどスケジュールが合わなくて断念したのが後悔してもしきれない。

雑誌などのインタビューや対談のテキストも好きでよく読んでました。偏見のない広く深い心と作品を作り上げる気骨が好きでした。

素晴らしい作品はたくさんあるけど、嵐ファン的なところから言うと(そうでなくても)青の炎は原作×演出×役者の黄金比が最も分かりやすく認知できる作品だったと思う。
世間では役者としてほぼ無名だった二宮とあややの才能をあれだけ開花させることができたのは本人の努力以上にアイドルという職業の本質を深く理解している蜷川さんの力が大きかったはずだ。

青の炎またみたくなっちゃった。
(と思って探せばすぐ出てくる用意の良さ。)だけどBlu-ray版買っちゃおうかな。
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蜷川さんのご冥福をお祈りします。